期間工を満了前に辞めたい・・・
途中退職する前に知ってほしいことです。
メリットは仕事からの解放。
期間工はその名の通り、期間が定められた労働です。
しかし、期間満了前にどうしても退職しなければならなくなるケースもあります。


もし、契約満了をしないで途中でやめる時は
どのような影響があるのでしょうか?

期間工を途中で辞めると起こるデメリット
  1. 失業保険の給付が3ヶ月後になる
  2. 満了金が貰えない
  3. 再度期間従業員になろうと思っても受かりにくくなる
失業手当
期間工は雇用保険が適用されるので、
6か月以上働けば
(自己退職の場合は計1年以上必要)失業保険が貰えます。
しかし、その失業保険も途中退社してしまうと
自己都合扱いにされてしまいます。
そのため失業手当が3ヶ月間受け取れなくなってしまいます。
失業保険は直近6カ月間の給与総額で金額が決定するので
期間工は給与が高く大きなメリットです。
支給は給与の7割程度を得ることができます。
期間満了時には会社都合という扱いになり
待機期間が短く給付金が支給されます。

ちなみにですが、失業保険の受給者資格は、
退社日からさかのぼって2年間の間に
1ヶ月間で11日以上働いた月が12ヶ月以上必要になります。



満了金
期間工の満了金は
しっかり定められた期間を勤め上げ、
満了月に満了金が出るという形をとっています。

満了金は、契約期間を満了した際に得ることが
できる報奨金のことですが、
期間満了せず途中退社することで得ることはできなくなります。

期間満了金は、雇用先ごとに異なりますが、
厳しい基準を設けているケースがほとんどです。
期間中に欠勤や早退、遅刻が1度でもあると、
大きく減額されます。
ですから途中退社で期間満了金はほぼ貰えないと
いう形になります。

再度期間従業員になろうと思っても受かりにくくなる
契約期間以外の退職は契約者の信用を落とします。
次回契約しても途中で辞めてしまう危険性もあるので
企業側はブラックリストを作成して、
採用されない可能性も出てきます。
このブラックリストは契約した会社だけでなく
系列で管理されていて
同じメーカー系列にいきわたっていると考えていいです。
なので途中退社する場合は期間工にはもうならない!と考えている
場合のみにしましょう。


それでも辞めたいときは
上司に相談すれば即日退職もできます。
ただし、無断欠勤→バックレは辞めましょう。
会社に多大な損害をだし、損害賠償請求される可能性もあるからです。
しっかりと理由を伝えて退職することを宣言してください。


辞めたい理由は人それぞれたくさんあると思いますが、
(きつい・きつい・きつい等)
なにもスキルが要らず、これだけ良い待遇の仕事もありませんので、
満了しないで途中退社は非常にもったいないです。
途中退社することはなるべく避けるようにしましょう。
やはりデメリットが大きいですので、
可能であれば期間満了のタイミングで退職することをおすすめします。